フィラリア症ってなに?|練馬区石神井台の動物病院

りあん動物病院

旧早稲田通り沿い、駐車場2台完備

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    休診日  水曜、日祝午後

豆知識

フィラリア症ってなに?

フィラリア症(犬糸状虫症)

犬のフィラリア症(犬糸状虫症)は、フィラリア(犬糸状虫)という寄生虫によって起こる病気で放置すると心臓病の症状に始まり、命にかかわることも少なくありません。
犬だけではなく、イヌ科の動物や、猫やフェレットにも寄生し、重大な健康被害を
もたらすことがあります。

当院では、検査で確認後予防薬を処方し、飼い主様にプログラムに則って投与して
いただくことで、この病気の予防を行っております。

この病気は感染を防ぐことができませんので、「体内に侵入した後に退治する」
という方法で予防します。
ですから、プログラムどおりに予防しないと退治しそこなったムシがあなたの愛犬を
苦しませてしまうことになります。必要な期間、きちんと投与してください

予防薬を投与する期間は蚊の活動状況によって変わってきます。
蚊が発生してから1ヵ月後より投与を開始、終息した1ヵ月後まで投与を続けます。

予防薬は飲ませてから1ヶ月間効果が続く」とか、
「毛むくじゃらの犬は、蚊にくわれないからフィラリア予防は心配ない」
「蚊など先月から見ないのに投与するのは納得いかない」
といわれる方がいらっしゃいます。

残念ながら、フィラリア予防薬としての効果は飲ませる薬の場合、
投与した薬はそのときだけ効果を発揮しておしまいです
ノミの成虫駆除薬と一緒になったスポットタイプのお薬もありますが
フィラリア予防薬としての効果はそのときだけです。
注射薬で約6ヶ月効果が持続するものもありますが、蚊の分布期間から考えても
6ヶ月では不十分なので、単体でのご使用はお勧めしません

また、犬が蚊にくわれないならば、この病気そのものが存在しないはずですし
確かに蚊にくわれなければフィラリア症の心配は必要なくなります。
でも、どうやったら蚊にくわれない環境で夏場の半年以上をストレスなく過ごせますか?

予防薬の投与を蚊の発生と同時に開始する必要はありませんが、
活動終息の1ヵ月後まで投与することは重要です。
その理由は犬の体内におけるフィラリアの成長にあります。
体内に入った直後のフィラリアは皮下組織や筋肉で成長します。
これらは数ヵ月後に血管に入り込み循環血液中を漂うようになり
目的の場所(肺動脈や心臓)を目指します。
血管に入ってしまったものに関しては駆虫効果が低下してしまうので
その前段階で退治したいですよね。
しそこなうときは、既にシーズンオフで、向こう約半年はフィラリアにしてみれば
全く脅かされることなく安心して成長できる期間です。
次のシーズンが来たときには既に成虫になり、次世代の虫を排出しているのです。
そうなると、もうすでに通常の「予防」では救えませんし、治療がうまくいっても
ダメージを受けた心臓は元通りにはなりません
ですから蚊の活動が終息した1ヵ月後まで、じ間隔での投与の継続が必要なのです。

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