寄生虫の豆知識|練馬区石神井台の動物病院

りあん動物病院

旧早稲田通り沿い、駐車場2台完備

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豆知識

寄生虫の豆知識

寄生虫

ノミやダニは、スポットタイプの駆除剤を使われるのが一般的ですが、
製品によって、発育阻害剤(孵化や脱皮ができないようにする成分)がはいっていたり、
ノミには効くけどダニには効かなかったりと、選ばれるときにはご相談ください。

また、ホームセンターや、ドラッグストアでも似たような製品の取り扱いがありますが、
シャンプーで洗い流れてしまったり効果の持続期間が極端に短かったりと、
動物病院で取り扱っているものと比べると実感できるほど差が出ます。

消化管内寄生虫に関しては、ペットの先進国であるアメリカでは
疾病予防管理センター(CDC)と寄生虫学協会(AAVP)が
ペットから人への寄生虫感染を防ぐための予防的な駆虫薬の投与を推奨しています。
ガイドラインについては、直接ご相談ください。

 

ノミ

血を吸ったり皮膚炎を起こしたりしますが、病原体を媒介することも知られています。
特に、室内飼の場合はきちんと予防されることをお勧めします。

もしお家の中でノミを発見したら‥
その環境には約100倍のノミが存在すると考えください。
カーペットや畳、家具の隙間やベッドの下、床板の隙間等、いたるところに潜んでいます。
見付けてもつまんでつぶしたりしちゃダメですよ。

条虫(サナダムシ)を媒介することがあります。
ノミをもった飼いネコと一緒に布団で寝る習慣だった人に
伝播してしまった例が報告されています。

 

ダニ(マダニ)

これも血を吸ったり皮膚炎を起こすだけでなく、様々な病原体を媒介します。
代表格としては、バベシア(赤血球を破壊してしまう寄生虫)や
ライム病(スピロヘータによる人獣共通感染症)などです。

バベシアに関しては以前はこちらではあまり重要視されておりませんでしたが、
都内でもバベシア抗体陽性の犬が見出されていることから、
軽んじてはいけないものとして認知されつつあります。

ライム病も、欧米では年間数万人のライム病患者が報告されており、
重大な問題とされていますが、日本でも野鼠やマダニの病原体保有率は
欧米並みであることから、潜在的に蔓延している可能性が高いと考えられています。

SFTSは,犬や猫での発症は報告されておりませんが,人間に被害が及ぶ病気です。近畿、中国、四国、九州で感染患者の死亡が相次ぎましたが、SFTSウィルスをもったマダニは関東、東北、北海道でも見つかっております。

お散歩から帰ったら、体の表面をチェックしましょう。
付着しやすいところは、目の周り、耳、鼻や口の周り、背中、足先です。
見付けてもむしりとってはいけません。
ダニは嘴を皮膚に深く差し込み、その先からセメント状の物質を出して固定していますから、
無理に引き抜こうとするとその嘴が皮膚の中に残ってしまいます。動物病院にご相談ください。

 

消化管内寄生虫

先にも「人獣共通感染症」という言葉がでてきましたが、
最近、「ズーノーシス」という言葉も広まりつつあります。
以前に比べて、人とペットの関係が親密になってきており、危険性が高まってきました。
特に、おなかの中の寄生虫は、ノミやダニに比べて
目に見えることが少なく、見過ごされがちです。
検便で陰性であっても、検出率というものがあり、
「いない」ということとイコールではないのです。

主な消化管内寄生虫は、回虫、鉤虫、鞭虫、瓜実条虫、マンソン裂頭条虫、
多包条虫(エキノコックス)、猫条虫などです。

これらの虫卵はペットの口の周りや、肛門の近く、足先などに付着していることが多く、
皆さんが日ごろ何気なくおこなっているスキンシップでも容易に人へと移っていきます。

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